

#66/nekocante
楽しい時間はいつかは終わるー ようやくnekocante全ての残務処理が完了。個性的でテキパキと自分でできることを考え動いてくれる実行委員のおかげで無事にカンテ猫展nekocanteは終わることができました。イベントを企画して、いつも考えることがある。それはコンセプトを理解していればスタッフは指示を待たずに自由に動いてくれていいということ。nekocante実行委員はそれが素晴らしくできていた。私の企画を100%とするならば、実行委員のアイデアが+加わることで200%くらいに楽しみの幅が広がったと思う。 面白いアイデアを出してくれる実行委員たちは、みんな人生経験豊富な年齢なので相手の立場を重んじる礼儀も心得ていて、どうせやるなら楽しみましょうとは言うけど、言っても意味のない言い訳や愚痴は言わない。ギャラリーを彩る作家さんたちは個性的で作品が魅力的であればいいと思う。私がクリエイター&ディレクターどちらの立場にも属しているので、今回のカンテ猫展はスムーズに開催&閉幕したのかもしれない。とはいえ、まだまだインスタレーション&残務システム改良の余地はあ


#65/最後のハードル
それにしてもヨンマさんの仕事は早い。 作家30人分の売上精算は最初で最後のハードルです。16日(火)平日の精算作業にギャラリーに集まってくれた実行委員はヨンマさん、ブルブルさん、山田さんと私の4人。私はディスプレーで使用した備品の片付けと宅急便を送る作業があるので、精算作業をヨンマさんと山田さんにお任せすることにした。まずは人数分のプリント用紙に1枚づつ作家の名前を書いて、売り上げた商品のマスキングテープを作家別に仕分けして貼ってからい精算していく。作業をしながら2人は大笑いしているのでどうしたのかと覗いてみたら作家名が知らない人になっている?聞いてみたら2人で作家にあだ名をつけて仕分けを楽しんでいる。(こうゆうことを考える時のヨンマさんはムーミン谷のミーに見えてくる)これでミスはないのか?とも思ったが、作家名の横にはちゃんと作家番号も書いてあり、楽しく仕事できるならまあいいか。 ブルブルさんは何にもなくなったカンテ・ギャラリーにカフェスペースの模様替えをしていたけれど、みんなを労ってチャイを入れてくれた。その後は、大量にあるマスキングテープの仕


#64/nekocante最終日
今日はnekocante最終日、ギャラリーも18時にはクローズする。 お客様が買い物を楽しんでいるギャラリーに、16時を過ぎると撤収のために作家たちがぞろぞろ集まって来た。10日間のイベントが終わるのを惜しんで、みんなそれぞれ記念猫る写真を撮り始めた。私も猫写真家の2人がお互いを撮っている姿を撮られせてもらった。いつもは猫を撮る側が、猫をかぶっているのが可笑しくて笑ってしまった。そろそろ猫だらけの幸せな時間も終わろうとしている〜私はなぜか不思議の国のアリスのエンディングを思い出していた。 ギャラリー撤収中にも猫をかぶっていいですか?と時間内に来れなかったお客様がポツポツ現れて写真を撮って笑顔になって帰っていく。惜しまれながら終われるなんて、とってもシアワセな猫展だった。さあ、明日は作家30人分の精算が待っている。早く帰ろう。


#63/オシャレに猫る
"猫る"人たちのパワーに作者の私が驚いている。たくさんの人たちが連日、自分なりの猫るを楽しんでいる。中には真面目に猫あたま制作のワークショップ依頼をする人や、作り方を真剣に聞いてくる人まで出て来た。猫あたま作ってもいいですか?と聞かれたので作っていいですよ〜と答えたけど、一体どんなオリジナル猫あたまを作って楽しませてくれるのだろうか?頑張ってください! カンテでの猫展は初めてなので、梅田から少し離れたカンテ・グランデ中津本店までお客様にわざわざ来ていただくために何かキャッチーでインパクトがあるフライヤーを作ろうと黒猫をかぶったデザインを起用した。起用したと言ってもクライアントもデザイナーも私なので、デザイン決定には誰も文句を言わないし持っている素材から何を選ぶかで迷っただけのこと。 まずはイベントを知っていただくことが大切で、カンテに来てくだされば素敵なカフェ、写真、雑貨、アート、映像、ワークショップまで楽しめることを知れる。開催中のケーキデザートには期間限定で猫クッキーまでついてるので嬉しい!SNSで"猫る"が話題だと知って来てくださる人が後半


#62/猫がカンテに大集合
カンテのカフェ席で猫っているDM&フライヤーの写真を見た人が、その写真と同じ席で猫をかぶって撮影したいとカメラをお願いされることが多かった。夕方、不思議な少年のような男性が一人ギャラリーに現れた。 持参したフリー情報誌に掲載されている猫を触りたいと言うのだ。それは我が家のアートくんだった「ごめんね、その猫は自宅でお留守番してるのよ、、」と伝えると、猫ちゃんいないの〜?と言って本当に残念そうな顔をした。お客様で溢れていたギャラリーで、その初対面の男性は疲れてる?と言って私の肩を突然揉み始めた。確かに私はとっても疲れていたし、その言い方も行動も別に嫌でもなく違和感もなくて、私はごくごく自然に思えた。もしかして君は家で留守番しているはずのアートを、思い出させるために来たのかな? 今日は夏のように暑くて、少し動くと汗ばむ感じがした。猫のアートに会いたくて、わざわざ梅田から離れた中津まで歩いて来てくれたと思うと申し訳なくなって、隣の神社になら猫がいるかも?と富島神社へ連れて行くことにした。私はその男性をカンテの入り口まで見送って別れた、ただそれだけの話。だ


#61/半分終了
nekocanteもようやく半分を過ぎて作家さんたちもギャラリーでの対応に慣れてきました。 メッセンジャーのグループメールでの在廊呼びかけにも誰かが答えてくれるので、助かっている。もちろんカンテスタッフがいるので在廊しなくても、すごく困るわけではないけれど、丹精込めた作品たちがもしなくなったら申し訳ないと心配性の私は気がきではない。今週は店長さんの急なご用事でのお休みで、メッセンジャーでヘルプのお願いを呟くと駆けつけてくれる実行委員や作家さんがいてパニックにならずに済んでいる。いろいろあるけど10日で半分が過ぎたので、ギャラリー展示を少しリニューアルさせてもらった。 昨日、ギャラリーで不思議な事があった。JUNICHIの作品説明を聞いていたお客様がJUNICHIのお母さんと知り合いなんです〜とずっと目の前で説明していた私に嬉しそうに話されたからだ。だいぶ時間が経っていたので、今更本人だと言い出すわけにもいかず誰だろう?脳の引き出しを早送りで開けて探しまくったけれど、個展を始めて20年〜会場でお会いしているお客様は数知れずで全く思い出せぬまま、お別


60/休日もいそがし。
設営から休みなしだったので8日(月)は自宅作業のため在廊業務のお休みをもらった。とは言え、メールで実行委員とのやり取りと作業指示も送るので100%猫展を忘れるわけではない。作家さんも在廊してくださるので、心強く思い〜もっとギャラリーで楽しくでできることはないか?自宅にいるからか、そんなことばかり余計に考えてしまう。ワークショップの鬼と化しているヨンマさんからカンテ入り口で猫ってる写真が送られてきた。猫をかぶって楽しそうで嬉しくなる。あ〜やっぱり今日もみんなが猫る写真を撮りに行きたくなってきた、、、(体力が持たないので、絶対に行かないけど) 現在、マンション理事長をやってる手前、住人のトラブルにも対応しているので今日は総会前の問題を解決するために副理事とも打ち合わせ。その上、サポートしているアーティストのプロジェクトの進行状況を大切なクライアントへ伝えなければいけない連絡事項もありで、今日は何かと忙しい休日でした。でもアートとも遊べたし、掃除洗濯もできたし何より自宅でゆっくり食事ができて嬉しかった。明日は東京から友人と猫展に参加してくれてる活躍して


59/アートが選んだ
今回は猫るファンたちのリクエストに答えて、新作猫あたまを用意することにした。イメージラフを描きながら、どんな猫にするか迷っていたら、これにしたら?とアートが踏んで選んでくれた。アートに踏まれたら作るしかないでしょう?選んでくれたお礼に、目の色はアートアイと同じティファニーブルーに塗ることにした。いい感じにイケメンなシャム猫が産まれました。書き忘れていたけど、これは設営前日、4日夜中のお話。


58/しおり事件
カンテのシロちゃん、しおり事件勃発! 猫しおりが本についてないねんって知り合いからクレームあってん!と開催2日目の朝6時にブルブルさんからメールが届いた。実はphoto bookをご購入いただいた方に猫しおりをつける予定だった。準備はしていたけれど、初日の蓋を開けてみたら本コーナーが意外と目立たない。なのでphoto bookだけレジ前に移動させてみた。するとレジの支払いついでに、どんどんphoto bookは売れて行く。そうです、本と一緒に猫しおりを移動するのを忘れていたのです。気がついた時には後の祭り〜。どないしよ?と聞かれたので、対応しますと答えた。やるしかない。1時間以内にHPにお詫びだしますので、そのままカンテグランドのSNSもリンクさせてくださいと連絡を入れ、布団から飛び出ると早朝からパソコンのスイッチを入れた。 10時45分、カンテに行って猫しおりをすべてのphoto bookに付帯させた。これでトラブルはこれ以上広がらないはず?オープンすると早速、昨日猫しおりがないという人が現れた。ほんのおまけのつもりだったお手製の猫しおり〜され


57/初日
昨日設営できなかった作家さんがオープン時間に1人来るので、私は11時前にカンテ入りすることにした。カンテに行くとお店のスタッフの他に在廊予定の猫写真家、ねこのおかんさんがすでにギャラリー入りしていた。nekocanteの看板を出しに行くと、外に猫展目当てのお客様らしき女性たちがすでにチラホラといる。晴れてよかった!オープンするとGWのせいかカフェもギャラリーもすぐにいっぱいになった。説明がなくても自由な猫好きたちは、猫ヘッドをかぶって写真を撮ったりとカンテ猫展は自然にスタートしていて楽しんでもらえているようだ。猫も人もシアワセになれるか、終わったらわかるかな〜? オープンして間もなくブルブルさんがシロちゃんの写真集、通販できへん?と聞いてきた。開催期間中だけ受け付けましょか?定価と送料手数料で+400円にして、封筒や切手は平日に買って用意して送付します。通販の振込み口座は私のネット銀行使っときますね〜すぐにメールで振込み注文が届くので。少しでもたくさんのシロちゃんファンに、photo book「カンテのシロちゃん」が届きますように。誰かがやるしか