30/知らない世界

多頭飼育崩壊が巷で問題になっているー

保護猫の多頭飼育崩壊＝繁殖力が強い猫が予想以上に増えて生活が破綻すること。最初２匹だった飼い猫が８０匹に増えてどうして良いかわからなくなって動物愛護団体とどうぶつ基金に助けを求めたという家族が動画サイトで紹介されていた。原因は猫に不妊手術をしなかったから。飼い主が手術を望まないなら、その先にある現実も一緒に責任を持たなくてはいけない。感情だけが先走り、計画性もなく（生活費以外にも相当な資金がない限り）問題を先送りにしていると生活は一気に破綻する。似たような本末顛倒の多頭飼育崩壊ニュース動画がずらりサイトに並んでいて、先日体験してきたTNRの重要性を強く感じた。もちろんちゃんと飼育している人がほとんどなので、私にできることは責任持って今ある命を大切にすることしかない。

世の中で起こっている猫ブームの裏には、悲しい問題がセットで付いてくる。猫が好きな人、嫌いな人。人が好きな猫、嫌いな猫もいる。はじめて里親になったアートは平和な顔でソファで寝っている。アートが来てから知らない世界が広がって、答えが出ないことをいろいろ考えるようになった。きっと答えは人と猫の数だけあるんだろうな？